老後のイメージ

現在の日本には、私達がよく知っている有料老人ホームをはじめ、老人福祉施設が数多く存在しています。それらは様々な規模、立地条件を誇っています。そしてそういった施設への入所を必要とする高齢者に対して、様々な形のサービスを提供しています。そして老人福祉施設と言えば、私達は真っ先に上質な装備とスタッフを擁した有料老人ホームを想像するでしょうが、何もそれだけではありません。老人福祉施設といえば、他には特別養護老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホーム、高齢者向けマンション、グループホーム、療養病床等、実にたくさんあります。この中には私達が今までに聞いたことのある種類のものもあるでしょうし、そうでないものもあるはずです。それぞれが異なる設備やサービス、そして居住環境で以って、様々な高齢者の、そして様々な要望に応えているのです。言い換えればそうした老人福祉施設が現在の日本の高齢社会を根幹から支えているのです。
ところで「老い」は誰にも平等にやってきます。これは社会においてどのような地位にある人も皆同じです。従って今からでも老後のことを少しでも考えておいて損はないと思います。勿論まだ若い皆さんには、老いた後の話など想像もつかないでしょう。老いた後のことについて何もそこまで詳しく、細かく考えることはありませんし、またできないでしょう。ですが老後に一体どのような生活をしているのか、そして老後の生活を取り巻く環境がどのように変わっているのかについて考え、知っておいたほうがいいでしょう。よく知られているように、高齢者の数が増えるにつれて、政府の介護や年金に関する負担が大きくなり、財政を圧迫しています。それは即ち、私達のような一般の納税者にその負担がのしかかっている、ということです。例えば現在ですら政府の年金は手一杯です。現在私達が払い続けている国民年金ですが、私達が将来年老いたときにそれを受け取ることができるのか、といった心配はよく聞かれます。また介護保険等の介護に関する制度や老人福祉施設等についても、現在でもまだまだ整備されているとは言えませんし、日本政府の逼迫する財政事情を考えると、今後改善が進むかどうかの予断を許しません。ですから今からある程度、介護や保険、年金についても勉強しておいても決して損はないはずです。寧ろ今のうちに知っておくべきと言ってもいいでしょう。何にせよ、早めに準備しておくに越したことはありません。これから特に年金や介護制度に関する報道があれば、それに注意を払っておいてもいいのでは、と思います。